ゴム動力飛行機の製作

 

ゴム動力飛行機の製作キットを買って作ってみたのでそのご紹介です。


●A級ライトプレーンを購入

ゴム動力飛行機は以前から何機か作って飛ばしたりしているのですが、今回久しぶりに新しい機体を作ることにしました。

買ってきたのはこちらの製作キットです。












A級ライトプレーンの「オリンピック」という機種になります。

この細長い袋の中に、プロペラや竹ひごなどのパーツが収まっています。

ちなみに「A級」というのは機体のサイズによって決められています。

ライトプレーンにはA級、B級の2種類があり、翼幅が50センチメートル以下のものがA級で、それ以上のものがB級とされています。

今回はコンパクトな機体の飛行機を作ることにしました。


●製作

早速製作に取り掛かります。

こちらは翼の骨組みまで作ったところです。













翼の部分は曲がった竹ひごをボンドで接着して作ります。

毎度のことなのですが、翼の形の調整には時間が掛かります。

設計図にある寸法になるよう、納得がいくまで調整を行ないます。

翼の左右のバランスが悪かったり、正面から見て主翼と尾翼の間にブレがあったりすると、如実に飛行性能は下がります。

この点についてはいくら注意しても、し過ぎることはありません。


●完成

最後に翼紙を翼の形に切り取って、のり付けすれば完成です。

こちらが完成後の写真になります。












製作時間は接着材の乾燥を含めて2日くらいでした。

余談ですが、飛行機を作り上げると毎回のように気分が高揚します。

大きな旅がこれから始まるような、そんな感じでしょうか。

実際、この飛行機にとっては大空を駆ける旅がこれから始まるわけです・・・


●最後にゴム動力飛行機についての雑感

これまでに何機か作って飛ばしてみて気付いたことですが、ゴム動力飛行機は自然に対して非常に素直な動作をします。

自然をうまく味方につけるような作り方をすれば綺麗に飛んでくれますが、反対に自然に反するような作りだと何度試しても上手に飛びません。

作った結果が全てで、また物理法則が全てという世界です。

たくさんお金を掛ければ良く飛ぶ、というものでもありません。

製作物と自然のあいだには余計な夾雑物がなく、皆平等に扱われます。

これがゴム動力飛行機フライトの最大の魅力と言えるでしょう。

そんなことを考えつつ、今回作った機体を早速飛ばしに行こうと思います。

 

2018年9月16日日曜日

 
 
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